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事例紹介

2026.09.28

【事例紹介】大学に相談したけど良くわかりません⇒完全に騙されていましたよ!!!



ご依頼内容
開発品は評判良いが科学的なエビデンスが欲しいです。しかしながら、メンバーが全員文系なので、どうすれば良いか?わかりません。そこで、某有名大学に相談しました。報告書もあるのですが、何が書いてあるか?わかりません。見ていただけないでしょうか?



対応策と結果
関係する書類がまとめてあるファイルを精査しました。
特に報告書でした。初歩的な誤りや誤魔化しが至るところに見られました。
例えば『接触角測定の結果、接触角は大きく、親水性は高いと言える』とありましたが、自然現象とは真逆で、絶対にあり得ない解釈です。下記にも『水が濡れ広がる「親水性」の場合は接触角が小さくなります。』とあります。

(表面張力と濡れ性)

https://www.toyo.ac.jp/nyushi/column/video-lecture/20240626_01/

表面張力と濡れ性 | 東洋大学 入試情報サイトwww.toyo.ac.jp
また、『分光光度計を用いた紫外吸収スペクトル測定』とありました。しかしながら、実際には安価な『吸光光度計』を使った『定点測定』でした。一応使用装置名が書かれていましたので、調べれば直ぐにわかりました。明らかに『まやかし』でした。
なお、分光光度計と吸光光度計の違いについては下記にあります。

(吸光光度計とは?分光光度計との違いや原理を詳しく解説)

https://www.azscience.jp/column/category/top18-sub11/

更に赤外分光法もありましたが、極めて粗雑な操作で再現性も得られておらず、とても解釈できる内容ではありませんでした。ところが、極めて精密な操作が必要である定量性に関することなど、無理くりに通常では想像もできないようなフィクションが書かれていました。
このように、早い話が『報告書は嘘の連続』で、とてもではないが、報告書の体を成していませんでした。
ところがです。ファイルの中にはその大学が発行した請求書なるものが綴られており、何とその額が『数百万円!!!』でした。
相手が全員文系ということで、何も知らないことを良い事にして、詐欺同然であることに、大きな憤りを感じました。
ご依頼者様には、報告書の内容や散見された誤り等について、一つ一つ原理から丁寧にご説明致しました。
そして、大学への調査が全く意味なしであったことと、請求額が不当であったとも『意見として』述べました。
この大学に限らず、『相手が詳しくないことに付け込むやり方』は時々遭遇しますが、その度に非常に卑劣であると、大きな怒りを感じます。



ご依頼者様からのお声
ご依頼者様は絶句され、お声を発するどころではありませんでした。
全くもって、お気の毒様でした。
しかしながら、更なる大学への依頼も考えていたようで、大学による悪行を防げたことが不幸中の幸いだったかもしれません。

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